2021年10月22日
就職講演会のご報告
2021年度最初のイベントである就職講演会を、2021年10月9日(土)に対面形式で開催いたしました。
3・4学年就職講演会
午前中は3・4年生の保護者向けにキャリアコンサルタントで東洋大学国際学部 非常勤講師 渡邊 有紀子先生が、『まだ間に合う、保護者のための就活応援セミナー(~新型コロナウイルスは就活にどう影響したのか~)』をテーマに、これまでの就職戦線の歴史から、各国の大学生の意識変化まで詳しく解説してくださいました。そして親世代の価値観は現代では通用せず、新卒でも求められるスキルは高度化しており、しんどい思いをしていることを理解してあげてほしいということでした。
さらにコロナ禍のオンライン就活は不安がいっぱいなので、保護者はその子の良さ・個性を見極めて、孤独な就活にならないように支援する方法を教えてくださいました。
参加者のご感想(アンケートより一部抜粋)
- 初めての参加でしたが、とても勉強になりました。
- 現在の就職状況を知ることができて、大変有意義でした。
- 講演を拝聴し就職活動に対する理解が深まりました。
1・2学年就職講演会
午後は1・2年生の保護者向けに東洋大学理工学部生体医工学科 准教授 小島貴子先生が、『親が伸ばす子どもの就活力】就職活動前に1・2年生がやっておくべきこと、親だからできること』をテーマに、講演してくださいました。
最初に、東洋大学のキャリア支援についてご紹介いただき、日本の若者の自己肯定感が低い背景などを読み解いてくださいました。そして親世代と違い、終身雇用はなくて何度も会社も仕事も変わるということをはっきりとお話されました。最も印象的だったのは、家庭で「良い習慣」を作る重要性です。「朝、ちゃんと挨拶をするか?」「返事はちゃんとするか?」自然に表れる「良い習慣」をいかに普段からつけていくかが、保護者ができる支援だそうです。
参加者のご感想(アンケートより一部抜粋)
- 小島先生のお話がとても分かりやすく良かったです。
- 教えていただいたことを子供にも伝えて就職活動に役立ててもらいたいと思います。
- 現実の話が聞けて良かった。
- 初めて参加しましたが、小島先生の講義がとても参考になりました。
懇談会
3・4年生は、昼食(黙食)後、1・2年生は軽食(黙食)後、グループ形式で懇談会をいたしました。
東洋大学生の保護者同士ということもあり、子供のこと・家庭のこと・自分のことなど共感できることが多く、会話が弾み楽しいひとときを過ごしました。
ご参加いただいた皆さまどうもありがとうございました。
食料品支援プロジェクト「Hands to Hands(ハンズトゥハンズ)」
就職講演会の当日に、10月1日にスタートした食料品支援プロジェクト「Hands to Hands(ハンズトゥハンズ)」第4弾の食糧支援を募りました。
ご参加いただいた会員の皆さまより、たくさんの食料品をご提供していただきました。
ご提供いただきました食料品は11月から始まる学生への支援に活用されます。
ご協力いただきました参加者の皆さま、ありがとうございました。