2022年12月26日
お味噌作り体験会のご報告
2022年12月10日(土)小春日和の午後、江東区総合区民センター調理室において、講師に一般社団法人日本発酵文化協会・発酵マイスター/発酵プロフェッショナル 遠矢友美(とおや ともみ)先生をお招きし、お味噌作りに挑戦しました。
窓の外にはスカイツリーが見える最高のロケーションの中、先生が「みなさんお味噌汁はお好きですか?」と、優しく語りかけ和やかな雰囲気で会が始まりました。発酵食品と免疫力、日本の食文化の大切さについて、たくさんの知識の中からわかりやすく説明していただき、理解が深まってきたところでいよいよお味噌作りにとりかかります。
水煮した大豆をつぶす作業はなかなかの力仕事でしたが、美味しいお味噌ができると思うと、手を抜くわけにはいきません(笑)。大豆をつぶしたところに塩と混ぜておいた米麴を合わせてまんべんなくかき混ぜて、空気が入らないように樽に詰める・・・こうした作業の間にもそれぞれ作っている人からでる菌が一緒に入るので、一つとして同じお味噌にはならない!なんだかとても不思議ですね。これから目に見えない発酵菌たちが増え、栄養やおいしさがどんどん増して、約1年後には自家製のお味噌が完成です。
試食タイムでは、負担なく簡単に毎日続けられる美味しい食事作りのヒントになればということで、「みそ玉」をご紹介してくださいました。自家製味噌には鰹粉と、とろろ昆布。九州の麦味噌には緑茶入りのあごだしパック。具材には乾物に加え、クコの実を(プチトマトもお勧めだそうです)。参加者の皆さまにお味噌を選んでもらい、好きな具材を入れ、即席お味噌汁を飲んでもらいました。たくさん作って冷凍保存も可能なのでとっても便利ですね。
お料理系のイベントはこの城東支部ではバス研修会に並ぶ人気のイベントでしたが、しばらくお休みしておりました。今回約2年ぶりの開催でしたが、参加されました保護者の皆さまには大変喜んでいただけたようです。年内最後の活動も良いかたちで終えることができましたのも、このコロナ禍での開催に際し、甫水会の活動にご理解いただきました保護者の皆さまのご参加あってのことです。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後とも会員の皆様に楽しんでいただける行事・イベントを企画していこうと思います。