両国街歩きツアー&大相撲初場所観戦報告

江戸~明治の風情を感じる街歩き
迫力満点の大相撲観戦も堪能

数日前から降雪が心配されていた1月20日(土)、小雨で気温も何とか5℃を上回り、まずは街歩きツアーのガイドさんの案内で両国駅からツアーがスタートしました。30名の参加でしたので、2班に分かれて行きました。両国という土地柄、主に相撲に関連した場所をご案内いただきました。

城東支部両国街歩きツアー&大相撲初場所観戦報告

横綱手形モニュメントを見ながら不知火型と雲竜型の違いの説明いただき、相撲部屋としては大関霧島の陸奥部屋、元関脇栃乃若が親方の春日野部屋、東洋大学出身、御嶽海の出羽海部屋を案内していただきました。興味深かったのは現役の力士は車の運転を禁止されているということ。自転車に乗っている姿をたまに見かけたことはありますが、「やっぱり車はダメなんだ……」と妙に感心してしまいました。そんな訳で相撲部屋の前には自転車がいっぱい並んでいました(笑)。

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また忠臣蔵の吉良邸跡地にも案内していただきました。震災で焼けて建物は残っていませんが、広さは2,550坪もあったそうです!次いで芥川龍之介の生育地を通り横綱横丁を抜けて両国国技館へ向かいました。さすがに1時間も歩くと寒さで手もかじかんできましたよ。

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両国国技館では元幕内・徳勝龍の千田川親方と一緒に集合写真を撮り、その後2時間程度、一月場所七日目の取り組みを観戦しました。一番上の席で土俵からは遠かったのですが、取り組みの迫力は十分に伝わってきました。前頭9枚目の我らが御嶽海は湘南乃海を破って4勝3敗。このまま千秋楽まで白星を重ねてほしいものです。
結びの一番の横綱照ノ富士と正代の取り組みは照ノ富士が敗れ、その瞬間お決まりのように座布団が舞いました。また、テレビで見た方もいると思いますが、その二つ前の取り組みの大関霧島と北勝富士の対戦では、力士をよけた行司が前のめりに転んでしまい、烏帽子と草履が脱げてしまいました。すかさず立ち上がったものの、取り組みはそっちのけで烏帽子を被りなおすのに数秒かかり、あれで軍配は大丈夫だろうかとヒヤヒヤしていましたが、行事が身だしなみを整えたあとに霧島が寄り切りで勝利しました。行司に土がついてどこかからか「行司の負け!」と聞こえ、思わずうんうんと頷いてしまいました。

次回のそば打ち体験のご報告もお楽しみに。(募集を締め切らせていただいております。)

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