2025年2月7日
伝統芸能&昼食懇親会のご報告
1月26日(日)伝統芸能観劇&昼食懇親会を開催しました。
今回はなかなか見る機会のない、狂言と能の鑑賞会を企画しました。多くの方にご応募いただき、24名の方にご参加いただきました。
まず京王調布駅5階の焼肉 平城苑にて焼肉ランチを堪能しました。子供たちの学年、学部を超えて情報交換でき、楽しい時間を持てました。
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自由散策後、14時から調布市グリーンホール、大ホールにて「能・狂言」を観劇しました。
狂言はドラマ、映画でも活躍されている、野村萬斎さんが出演されました。酒を飲んだ後に酒宴となり、狂言小舞がいくつも登場する、賑やかで笑いのある年明けにふさわしい、お酒を題材にした「樋の酒」。また能の「船弁慶」は、源義経、武蔵坊弁慶、静御前が登場する、馴染み深い演目が今公演に選ばれたとの事でした。演目の前に内容と見どころの解説(手話通訳付き)があり、また能では字幕解説が付いていた為、観劇される方や聴覚障害の方の為にも工夫されており、分かりやすく楽しめました。
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最後に質疑応答の時間が設けられました。能楽堂とは違う為、ホールでの見やすさを考慮し舞台が作られている事。伝統芸能を多くの方に広めるため字幕を付けての公演を行っている事を知りました。
また、ホールに響きわたるほどの声の発生法は流派によって違う事。笛、鼓などの楽器は代々使われており、新しい物でも江戸時代のものが使われているとの事でした。
中世からつづく伝統芸能の世界に触れるとても貴重な体験でした。
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